この作品は、幼女が死にまくる。
『ブラック・ブレット』は電撃文庫から出版されてるライトノベル。既刊7巻のアニメ化まで果たしたヒロイック・ガンアクションもの、あるいは幼女かわいそうかわいい特化変態紳士向けライトノベルです。
ブラック・ブレットのあらすじ
2021年、人類は敗北した。――ウィルス性の寄生生物『ガストレア』に。
ガストレアは強大な生命力と感染力を持って人類を蹂躙。人類はガストレアを退ける金属『バラニウム』で囲まれた街に逃げ込むのが精一杯だった。
それから、10年。
東京エリアの少年・里見蓮太郎は相棒のおませな少女・藍原延珠と共に、都市に侵入したガストレアを狩る『民警』の仕事をしていた。ある日、政府から多数の民警に特命が下る。それは都市が壊滅しかねないほど危険なものだった。
【最大の魅力】残酷な世界であがく少女たち
ウイルス性の生物・ガストレアの襲撃によって敗北し、住む地の大半と安寧を奪われた時代。混乱を極める世界で、なぜか”ヒトとガストレアの遺伝子を受け継ぐ赤眼の少女たち“が生まれはじめた。
人類敗北のトラウマから、あるいは娯楽から、人類は彼女らを迫害する。
一方で超常的なチカラを持つがために「呪われた子供たち」は、ガストレアには最も効果的な武器でもあった。「呪われた子供たち」に共通しているのが以下の3点だ。
- 人権が無い(グレーゾーン)
- 少女
- 強力な自然治癒能力を持つ
人々に通じるガストレアへの敵意と悪意が彼女たちを体のいい迫害対象に設定するのは当然とも言えた。警察さえ「呪われた子供たち」に対し、窃盗という軽犯罪をしただけで射殺する世界観だ。
また「呪われた子供たち」には因子と呼ばれる動物や昆虫などの生き物の特徴の超能力を持つ。例えば主人公とバディを組む藍原延珠はモデル「ラビット」の驚異的な脚力を持つ。
それでも、彼女たち「呪われた子供たち」は、実の親が生んだ子が赤眼というだけで川に捨てられ、生まれたときから「人」として扱われないのだ。
また性別は、ガストレアウイルスが妊婦経由で子供の遺伝子が雌雄を決する前に影響するため、「呪われた子供たち」は女性のみである。ガストレア大戦というウイルス発生時期と合わせて、「呪われた子供たち」は10歳以下の少女しかいない。
作者の天才的思想が垣間見える。
ブラック・ブレットの見れる動画配信サービス
2022年7月現在、dアニメとU-NEXTのみで確認できています。
Amazon等ではDVDの取扱あり。
ブラック・ブレットの読める電子書籍サービス
Kindleやebookjapan、楽天koboなど小説を扱う有名どころではほとんど確認できています。
※一部「Renta」などは漫画版のみの取り扱いです。
まとめ
かわいい幼女でロリコンホイホイし、幼女に対する残酷な描写で彼らを絶望の淵に叩き込む作品としても有名なブラック・ブレット
2022年7月時点で、原作の小説版は全7巻まで発刊されております。
最後の発刊が2014年と長らく更新が止まっていますが、それでも読んで損はない作品です。
アニメも放送しているのでそちらから入っても良いかもしれません。
私自身初めて「ブラック・ブレット」一巻を読んで時に衝撃を受けて、他に似たような作品を探していましたが、8年ほど追いかけても未だ見つからず、「ブラック・ブレット」は唯一無二な神作品だと胸を張って断言します。
悲惨な世界で必死に生きる可愛い幼女と至高のヒロイック・アクションをぜひ堪能してください。きっとその圧倒的な文章力と世界観にハマります。
コメント